

ここでは脱腸とはどんな病気なのか、詳しく説明していきます。
脱腸とは、その言葉通り「腸が脱している」状態です。正しくは鼠径ヘルニアと言います。鼠径とは「太ももの付け根の部分」のことで、ヘルニアとはご存知の方も多いと思いますが「正しい位置からはみ出している状態」のことです。要するに、腸が本来あるべき場所からはみ出している状態が脱腸というわけです。
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また脱腸には3つの種類があります。はみ出している場所によって名称が変わります。
腹壁の外側に飛び出している外鼠径ヘルニア、腹膜を突き破って飛び出している内鼠径ヘルニア、太ももの付け根より少し下辺りに飛び出す大腿ヘルニアがあり、中でも大腿ヘルニアは最も嵌頓(元に戻らなくなる)を起こしやすいヘルニアなので早急に治療が必要となります。
脱腸は腸が脱しているだけで、それほど危険ではなさそうに思われる人が多いのですが、実は放っておくと命に関わることもある恐ろしい病気です。
完治するまではしっかり治療を続けて、決して自己判断で治療を怠ることのないよう注意しましょう。
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